同期/非同期を表現する上で次のようにD-FFを用いて解説することが一般的です。
私自身は次の表現をされているものは全て非同期リセットという認識です。
非同期リセットとはCLK
とRST
が動悸していないことを指します。
上図の場合、CLK
とRST
が同期しているのは合成ツールしか知りえません。
つまり、CLK
とRST
の同期は保証されていません。
それでは同期リセットをどう表現するかというと、私の場合は下図が唯一、同期リセットを認識します。
これはRST
が組み合わせ回路に含まれ、この場合、RST
は必ずCLK
に同期します。
もはや、RST
というよりか機能を初期化するための信号になります。
Recovery TimeとRemoval Timeはいわば、Setup TimeとHold Timeに近いものです。
リセットではこの2つのタイミングを考慮します。
このタイミングが全てのFFで同じでないとリセットタイミングのズレが発生します。
非同期リセットはこの2つのタイミングに注意しなければいけません。