VitisでコンパイルしたバイナリをSDカードにコピーします。
プロジェクトのHardwareディレクトリにsd_cardディレクトリが生成されます。
存在するファイルは下記のとおりです。
SDカードの生成方法はすでにお勉強しました。
これらのファイルをSDカードの第一パーティションに書き込みます。
core-image-minimal-ultra96v2.tar.gzはSDカードの第二パーティションにコピーします。
SDカードをUltra96V2に差し込んで起動します。
SDカードの第一パーティションをマウントしてsample_app1.exeとbinary_container_1.xclbinをhomeディレクトリにコピーします。
そして、sample_app1.exeを実行してみましょう。
$ export XILINX_XRT=/usr
$ ./sample_app1.exe binary_container_1.xclbin
「TEST PASS」って表示されればOKです。
本当に確かめるなら、Emulation-SWと相違がなければ正解です。
次は既存のRTLをアプリケーションから使えるようにRTL Kernelを作っていきましょう。
次回は「RTL Kernelを作る」を勉強しましょう。