今までに20冊程度の同人誌と他に商用誌も作ってきたけど、自分の同人誌にはISBNは付けていない。
「同人誌、国会図書館に納本したら?」という冗談めいた話題がでて、「ISBNいるでしょ?」と確認したら実はISBNがなくても、国会図書館には納本できることが判明した。
商用誌は納本の義務があるらしいです。
だったら、ISBNなんか取らなくても・・・と、なるんだけど、せっかくだからISBNを取って次の同人誌には書籍JANコードのバーコードを付けてみよう!と、挑戦してみました。
いくつか、ISBNを個人で取得する方法を記載されているページがありますがいくつかアナログ的なやりとりがあって面倒くさそうと思ったのですが、意外に簡単でした。
やり取りも簡素化されています。
まずは下記のURLの「日本図書コード管理センター」から「ISBN取得」のメニューボタンに進み、「新規取得」に進みます。
注意を読んで次に進み、メールアドレスを入力します。ここでWebページを閉じずにメールが来るのを待ちましょう。メールで認証コードが届いたら、Webで認証コードを入力して次に進みます。
たしか、メールが届くのに5分くらいかかりました。
そうしたら、申請情報を登録します。申請情報は基本的に「※」を埋めます。
項目 | 概要 |
---|---|
出版者区分 | 今回は個人です |
法人種別 | 今回は法人格なしです |
出版者名 | これが奥付に記載する出版者名です。この名称で郵便物が届かなければいけません。 |
出版者名英文名 | |
出版者名カナ | |
郵便番号 | 郵便物が届く必要があります。 |
都道府県 | 郵便物が届く必要があります。 |
市区町村番地 | 郵便物が届く必要があります。 |
住所カナ | |
電話番号 | 後日、電話があるので通じる電話番号が必要です。IP電話でも可です。 |
管理担当者 | 管理者名です |
管理担当者カナ | |
電子メール | 通知のメールが届きますので受信できるメールアドレスが必要です。 |
出版者記号希望桁数 | 必要に応じて、1個、10個、100個から選びます。 |
発行形態 | 必要に応じて、電子書籍、紙媒体、紙+電子を選択します。 |
書籍JANコードを申請する | 書店やアマゾンで流通させる場合は書籍にバーコードがいるので、チェックします。 |
貴社出版物の年間売上高 | 売上高を記入します。 |
後日、電話があり、内容確認されます。他のWebサイトでは電話番号は固定電話でなければいけないと記載されているところも今は特に指定はないようです。私はIP電話の番号を登録しました。あと、電話の内容は単に申し込み内容の確認だけです。もし、申込内容に不備があれば、電話で修正してくれます。
私の場合は住所の番地を書き忘れていたので追記してもらいました。
電話審査が完了すると諸経費の振込依頼メールが来ますので決済画面に進んで決済します。
書籍JANコードの振込は銀行のオンライン振込みでスクリーンショットを撮ってその画像を振込のエビデンスとして登録すれば問題ありません。
振込が完了するとISBNと書籍JANコードがメールで届きます。
また、申請時の出版社名+住所で書類が届くので受領書にサインをして、スキャンしてPDF化して、返送先メールアドレスに受領書を返送すると手続き完了です。
私はISBNを10個、申請しました。
経費はISBNの20,000円+書籍JANコードの10,000+税で登録できました。