最近、Zynqの開発環境を整えるのに失敗するケースをよく見かけるようになった。
u-bootやLinux Kernelのビルドでエラーが出たり、うまくビルドできても起動中にエラーになったり、、、
本来、このあたりをビルドするために手を加える部分って、思ったほど難しくないんです。
じゃ、なぜ、複雑怪奇で間違いがおきやすいかというと、Xilinxのチュートリアルに問題があるんです。
XilinxのチュートリアルではZynqでLinuxを動かすために、Vivadoからソフトウェア動作まで一貫した手順を難しくないようにスクリプトなどを用意してますが、汎用的にしようとしているフシが見えるのですがかえって、複雑化しているのです。
例えば、ビルド要件で追加インストールしなければいけない必要なパッケージとか、チュートリアルに書いてあるのですがSDKの要求事項、u-bootの要求事項、Linux Kernelの要求事項、PetaLinuxの要求事項など、それぞれでしか書いてないので、順番に全て目を通しておかないといけない。
PetaLinuxのカスタマイズもしかり、、、
Vivadoからu-bootやLinux Kernelへの設定の引き継ぎ方だとか、、、
あ、このエラー出たらコレすりゃ直るわぁ〜の人だったら問題ないのですがあのチュートリアルは難しい。