ASUS Tinker BoardがPhysical Conputing Labで販売されているが在庫があったので購入した(8/14に在庫が復活したようだが現時点では完売している様子)。
今回はスターターパックも同時に入手した。
Tinker BoardはRaspberryPi互換CPUがRockchip製の1.8GHz Cortex-A17×4構成になっているボードです。
Tinker BoardもRaspberryPiも技適を取得済みなので価格の比較は日本向け販売で比較した。
項目 | Tinker Board | RaspberryPi 3 model B |
---|---|---|
CPU | Rockchip Quad-Core RK3288 processor 1.8Ghz 32bit quad-code ARMv7 Cortex-A17 |
Broadcom BCM2837 1.2GHz 64-bit quad-core ARMv8 Cortex-A53 |
メモリ | 2GB Dual Channel DDR3 | 1GB |
GPU | ARM® Mali™-T764 GPU*1 | Broadcom VideoCore IV |
有線LAN | 10/100/1000Mbps | 10/100 Mbps |
無線LAN | IEEE802.11 b/g/n | IEEE802.11 b/g/n |
USB | USB 2.0 ×4 | USB 2.0 ×4 |
Bluetooth | Bluetooth V4.0 + EDR | Bluetooth V4.1,BLE |
HDMI | 1 | 1 |
MicroSD | 1 | 1 |
その他 | GPIO MIPI CSI MIPI DSI Audio |
GPIO MIPI CSI MIPI DSI Audio |
電源 | DC 5V | |
消費電流 | 1.3A(Typ) | |
価格 | Physical Conputing Lab 7,980円 |
RS Component 4,896円 |
価格は3,000円ほど高くなるがスペックがRaspberryPiより良くなる。
GPUがMaliであることもいいよことだね。
検索するとAmazonとかで14,000円とかボッてるのもあるのですぐにどうしても入手したい場合以外は気をつけないと・・・。 RapberryPiも同じようにボッてるところあるしね。
さてさて、箱を開けるとボードとヒートシンクが入っている。
今回入手したのはMaliが実装されていて4K@30Hz+H.264/H.265 Hardware Decodeが実装されているので映像表示用にはもってこいかなってところで、Kodiを立ち上げてDLNAサーバにするのが目的だ。
起動してみると、TinkerOS(linaroベースのDebian LXDE)が起動する。
kodiを次のようにインストールするとkodiが起動しない。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install kodi
sudo apt install nfs-common
調べてみると、X11-commonのアップデートも入っているのでこれをアップデートしてしまうとTinker Boardのkodiに必要な設定か、ライブラリがアップデートされてしまうようだ。
そこだけ、注意すればDLNAサーバをして十分に使用することができるパフォーマンスはあった。
他にscratchなども入っているようでプログラミング入門向けにも使えるかもしれない。