今回はVivado 2017.2でパーシャル・リコンフィグに挑戦してみました。
UG909にはVivadoのGUI上でパーシャル・リコンフィグができるチュートリアルがあるのでそのとおりに実践して自爆してみました。
まさか、宣言通りに自爆の道を歩むとは思いませんでした・・・(^-^;
ターゲットボードはZYBOにして、topとパーシャル・リコンフィグ用にアップカウンタとダウンカウンタを用意しました。
デフォルトはアップカウンタを想定です。
モジュール階層が存在するとパーシャル・リコンフィグを選択できるようになります。
パーシャル・リコンフィグ用に変換するよ!とインフォメーションされます。
フローメニューにパーシャル・リコンフィグが増えました。
じゃぁ、カウンタをパーシャル・リコンフィグ対象にしちゃいましょう。
パーシャル名は適当に・・・
OK押すと、山吹色の菱型マークでパーシャルになったことを示しています。
そして、フローメニューのパーシャリ・リコンフィグをポチッと押してウィザードに進みます。
パーシャル対象は次のようにcount_upとcount_downです。
「+」を押して、次のように増やしていきます。
次はコンフィグなのですがここからが難しい。
パーシャルってある意味、カスタムの中のカスタム設計なのにここで手動でカスタム設定するとこの後の設定がうまく設定することができません。
そこで、Autoで設定していきます。
count_upとcount_downのコンフィグが作成されました。
どうせ、Autoしなきゃいけないんだったら、初めから自動で読み込んでくれればいいのに・・・
次は起動設定です。
ここもAutoで設定しないと自爆コースです。
自動で次のように作成されれば正解、それ以外は自爆コースです。
最後にサマリーです。
OK押すとVivadoの下側にインプリメント対象が追加されていると思います。
とりあえず、初回でいきなりインプリしちゃいます。
最初だよと聞いてくるのでOKします。
まずはパーシャル対象モジュールからSynthesisが始まります。
Vivadoの下側ね。
それが終わるとトップ階層のSynthesisです。
よし!インプリメントに進んだぞ!
これはうまく行きそうだ!
エラー発生!
なにやら、HD.RECONFIGYABLEが設定されていないって・・・
HD.RECONFIGYABLEは最初のモジュール合成で設定しなければいけないパラメータです。
あれ?自動でやってくれないの?
「最初は?」って、聞いてきたから、てっきり、自動で設定してくれるんだと思ったよ。
もしや、自爆ルートに迷い込んじゃった?
どれどれ、設定されてないかプロパティを見てみようではないか!
あれれぇ〜?
ちゃんと設定されてるよぉ〜???
GUIではこれ以上進めることができず、自爆しました。
淡々と書いているが今日の自爆と書いた部分では全てかなりハマり込んでいろいろ試行錯誤しました。
もちろn、tclコマンド撃ちまくりです。
それでも解決できませんでした。
パーシャル・リコンフィグは昔ながらのコマンドラインでやるのが無難そうだな。
次回はいつになるかわからないが、コマンドベースでパーシャル・リコンフィグに挑戦します。