VivadoのIP IntegratorのBlock Designは例えば、ZYBOっていうプロジェクトなら次のような感じでbdファイルで格納されている。
ZYBO/ZYBO.srcs/sources_1/bd/ZYBO/ZYBO.bd
このファイル、開いてみるとXMLであることがわかるがどのようなタグ定義なのか確認してみた。
ファイルの先頭は次のように定義されている。 まぁ、bdで始まっているのでBlock Designだと判別するタグだと思えば良いだろう。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no" ?>
<bd:repository xmlns:bd="http://www.xilinx.com/bd" bd:BoundaryCRC="0x71E37088D4E84922" bd:device="xc7z010clg400-1" bd:isValidated="true" bd:synthFlowMode="Hierarchical" bd:tool_version="2016.3" bd:top="ZYBO" bd:version="1.00.a">
では、各構成はどうなっているか・・・
<spirit:component xmlns:spirit="http://www.spiritconsortium.org/XMLSchema/SPIRIT/1685-2009">
xmlns:spiritにURLが記載されておりのでそのまま開けばいいのですが、大元を参考にするのは次のWebページです。
http://accellera.org/xmlschema/spirit
XMLの名前空間はWebページで見るとして、要はIP-XACTであるということですね。
bdファイルを眺めていて、IP Integratorのブロックの座標情報とか無いなぁと思ったら、IP Integratorを開くたびにブロックのデザイン配置が初期化されていた。
Vivado 2016.3までそんなことなかったように思えるんだけど・・・ もしかして、Hardware Exportでtclファイルにしないとブロックデザインの位置情報は引き継げないの?
俺の芸術的なブロック配置図はどうしてくれるの?