Altera SDK for OpenCL勉強会に行ってきた
今日の勉強会はモヤモヤが残ったままの勉強会になった。
FPGA向けOpenCLは一般のエンジニアが取り扱うのは不可能に近いと感じた。 逆言えば、OpenCLを盛り上げてくれることでOpenCLエンジニア for FPGAという新しい職種が新しく増えるように感じた。
FPGAエンジニアでもなく、H/W+S/Wを使うハイブリッド型のエンジニアでもなく、バリバリのデバドラ職でもなく、カーネルメンテナーでもなく、アプリ屋でもなく・・・
結局、RTL屋と同じいうか・・・
限定的な新しいエンジニアの形態に見えただけで「OpenCLって、本当に良い?」という、モヤモヤ感がでた要因かな。 これが払拭できるどころか、「FPGAにOpenCLはダメだな?」のほうが大きい。
なんか、このモヤモヤ感がうまく表現できないのだ。
SynverllにOpenCLを組み込もうかと思ってたけど、勉強会の結果、無しという決断になった。 OpenCLで余計に使いにくい使えないツールになってしまう。
話がそれたけど、Altera SDK for OpenCLが最速思考で回路を生成するということでアクセラレータを作成するという明確なグランドデザインにしか向いていないような気がする。
まぁ、今のOpenCL環境でちゃんと開発するなら残念なことは次の相反することをやるべきだろうというのも、なかなか面白い。
OpenCLの仕様がメモリ空間がホストCPUと一緒でないGPUを動作させる仕様だから、普通のアプリ思考じゃないのでやっぱり、なんか無理があるんだよなぁ。
今のところ、次のエンジニア向けではないか?
と、「GPUと比較orその概念を使えるOpenCLで組むことができるよ」程度のものだよなぁ。
ぶっちゃけ、グラフィック・アクセラレータ系のシェアをnVIDIAに取られそうになった対抗場として持ってきたが・・・って、ことなんだろうなぁ。 OpenCLができたからってすごいグラフィック・アクセラレータができるわけでもないし。
OpenCLはただのツール(フレームワーク)だからね。