Windows 11 + WSL2へ移行

本ブログではあけましておめでとうございます。

本年、最初のブログです。

昨年は3月からブログを更新してませんでした。

本年はゆったりまったり何かを進めていく予定です。

長年、Native Linuxであった開発環境をWindows 11に入れ替え、Native Linuxとほぼ同等の環境に整備することを進めてました。

(ここでNative Linuxと書いているのはWSLもLinux環境なので混同しないためです)

25年以上はNative Linux環境を主に使っていたと思います。

長く慣れ親しんだNative LinuxであったのをここでWindowsに入れ替えたのはWindows 11+WSL2の環境でLinuxマシンとの接続環境が良くなったためです。

Native Linux環境も細かく言えば、Distributionは細かい分岐はなしとしてSlackWare→Gentoo→Ubuntuと移り変わって、最近はDistributionをバージョンごとに全ビルドするとか、Linux Kernelを常に最新で遊んでみるとかをしなくなってました。

Windows環境への移行のきっかけで大きいのはsshとX Windowの環境です。

これまでのWindows環境であればsshはTeraTermから、X WindowはなんらかのX Serverを立ててからという環境を整備する必要がありました。

ここ最近でどうしてもWindows環境で作業が必要な時、MobaXTermを使っていました。

これらの環境がWSL2で済んでしまうこと、そして、LinuxアプリケーションをWindows上で実行できてしまうことが移行する大きなきっかけになりました。

また、WSL環境を試していたところ、それほどNative Linux環境から性能劣化することもなかったというのが大きな点です。

ぶっちゃけ、XilinxのVivado環境がWSL2上でNative Linuxと同じように動いて性能劣化しなかったからというのが決定打ですけど…

もう一つ、Visual Studio Codeの環境も良かったのもあります。

本年からの開発環境はフロントマシンをWindows 11マシン、バックエンドマシンをNative Linuxマシンにして、バックエンドマシンのNative Linux環境は時間のかかる処理を任せる予定です。

これからの環境

これからの環境は下図の感じでWindowsとNative Linuxから共通で使用するデータはNASに置くような構成にしました。

この環境でXilinxのVivadoに不便がないように環境を構築していきます。