vaddのサンプルアプリを使ってVitisで実行バイナリを生成します。
$ source /opt/Xilinx/Vitis/2020.1/settings64.sh
$ vitis --workspace ultra96v2_vitis
私のVitisのディレクトリは/home/hidemi/workspace/ultra96v2_vitis
です。
Vitisを起動してつぎのPROJECT
→Create Application Project
をクリックします。
つぎはスルーしましょう。
ここで+Add
マークをクリックして/home/hidemi/workspace/ultra96v2_vivado/ultra96v2_platform/export/ultra96v2_platform/
を指定するとultra96v2_platform
を選択できるようになります。
Application project name
はsample_app
にしました。
Sysroot path
はそのままの設定です。
Root FS
はVivadoでVitis Platformを生成したときのディレクトリの/home/hidemi/workspace/ultra96v2_vivado/ultra96v2_platform/export/ultra96v2_platform/sw/ultra96v2_platform/linux_domain/image/core-image-minimal-ultra96v2.ext4
を指定します。
Kernel Image
はデフォルトでimage.ub
が指定されるようになっているのですがimage.ub
が存在しなければ空欄になっているはずです。
そこでRoot FSと同じようにVivadoで生成したVitis Platformのディレクトリから/home/hidemi/workspace/ultra96v2_vivado/ultra96v2_platform/export/ultra96v2_platform/sw/ultra96v2_platform/linux_domain/image/Image
を指定します。
このApplication settings
の3つは空にするとビルド完了後のimgファイル生成でエラーになります。
Vevtor Application
を指定します。
プロジェクトが生成されるとこんな感じで表示されます。