Ultra96V2 - Vitis 2020.1 platform(5) - Try vadd(1)

vaddのサンプルアプリを使ってVitisで実行バイナリを生成します。

Vitisの起動

$ source /opt/Xilinx/Vitis/2020.1/settings64.sh
$ vitis --workspace ultra96v2_vitis

私のVitisのディレクトリは/home/hidemi/workspace/ultra96v2_vitisです。

サンプルプロジェクトの生成

Vitisを起動してつぎのPROJECTCreate Application Projectをクリックします。

Vitis

つぎはスルーしましょう。

Vitis

ここで+Addマークをクリックして/home/hidemi/workspace/ultra96v2_vivado/ultra96v2_platform/export/ultra96v2_platform/を指定するとultra96v2_platformを選択できるようになります。

Vitis

Application project namesample_appにしました。

Vitis

Sysroot pathはそのままの設定です。

Root FSはVivadoでVitis Platformを生成したときのディレクトリの/home/hidemi/workspace/ultra96v2_vivado/ultra96v2_platform/export/ultra96v2_platform/sw/ultra96v2_platform/linux_domain/image/core-image-minimal-ultra96v2.ext4を指定します。

Kernel Imageはデフォルトでimage.ubが指定されるようになっているのですがimage.ubが存在しなければ空欄になっているはずです。

そこでRoot FSと同じようにVivadoで生成したVitis Platformのディレクトリから/home/hidemi/workspace/ultra96v2_vivado/ultra96v2_platform/export/ultra96v2_platform/sw/ultra96v2_platform/linux_domain/image/Imageを指定します。

このApplication settingsの3つは空にするとビルド完了後のimgファイル生成でエラーになります。

Vitis

Vevtor Applicationを指定します。

Vitis

プロジェクトが生成されるとこんな感じで表示されます。

Vitis