今回からFPGAでアクセラレーションするアプリケーションを作成していけるようにします。
前回作成したのは単にCortexA53上で動作するアプリケーション環境です。
しかも、環境はUltra96V2でアプリケーションを開発できる環境でした。
この環境ではFPGAアクセラレーションすることはできません。
VitisでFPGAアクセラレーションを行うにはOpenCL環境を開発できるようにしなければいけません。
Interfaceを設定します。
Interfaceはアクセラレーションで使用できるInterfaceを設定する必要があります。
VivadoのWindow→Platform InterfaceでInterfaceを追加します。
ClockのIDは0を必ず用意して、どれかのClockにDefaultがチェックされていなければいけません。
Tcl Consoleから次のようにコマンドを実行します。
write_hw_platform -include_bit ultra96v2_platform.xsa
前回、アプリケーションを作成したときはVivadoのExport HardwareをクリックしてXSAを作成しましたがこのXSAではFPGAでアクセラレーションできるPlatformを作成することが出来ないので注意しましょう。
新しいXSAファイルでPlatformを生成するとOpenCLを選択できるようになります。
次回は「FPGAアクセラレーションするプロジェクト」を勉強しましょう。
Tweet write: 2020/02/10/ 00:00:00