Let's Vitis(15) - VitisでHello World

やっとVitisでアプリケーションを開発できる環境が整いました。

Application Projectをクリックして新規にプロジェクトを作成します。

Platformはultra96V2_platform[custom]を選択します。

DomainはLinux on psu_cortexa53を選択します。

New Application ProjectはHello Worldを選択します。

Finishをクリックすると下図のようにプロジェクトが生成されます。

ビルド

sample_app1_systemを右クリックしてBuild Projectを選択します。

生成物

ビルドが正常終了するとDebugディレクトリが生成されsd_cardディレクトリにSDカードに格納するファイルがコピーされます。

ここまでのまとめ

ここまでの勉強でUltra96V2で動作させることがアプリケーションでビルドできました。

実はここまでの手順だとアプリケーションをFPGAにアクセラレーションをさせることができないのです。

なぜなら、単にUltra96V2のARM上で動作するアプリをビルドしたからです。

次回以降はFPGAでアクセラレーションさせる勉強をしていきたいと思います。

次回予告

次回は「FPGAアクセラレーション環境を構築」を勉強しましょう。

write: 2020/02/07/ 00:00:00