Let's Vitis(14) - Platformの作成(続き)

前回、SDKを作成してインストールしたのでルートシステムのディレクトリが展開されています。

展開場所は下記のディレクトリです。

/opt/poky/3.0.1_ultra96v2/sysroots/aarch64-poky-linux

Platformの設定

Platformの作成で残っていたSysroot Directoryを次のディレクトリを指定します。

/opt/poky/3.0.1_ultra96v2/sysroots/aarch64-poky-linux

ここでQEMUは設定しません。

なぜなら、男ならエミュレータに頼るな!です。

Platformのビルド

Domain: Linux_domainの設定が終わったらExplorerのultra96v2_platformを右クリックして、Build Projectを選択します。

そうするとコンパイルが走って、正常に生成されるとexportディレクトリが生成され、Platformに必要なファイルがコピーされます。

これでようやくUltra96V2用のPlatformができあがりました。

次回予告

次回は「VitisでHello World」を勉強しましょう。