Let's Vitis(13) - SDKの構築

Linuxディストリビューションには使用目的にあったアプリケーションを追加・削除します。

アプリケーション開発者は使用目的にあったLinuxディストリビューション上でアプリケーションを開発しなければ、システムのつじつまの合わないアプリケーションを作成してしまうことがあります。

そこでアプリケーションを開発するためのSDK(Software Development Kit)を構築します。

SDKには次のものが含まれます。

SDKのビルド

SDKのビルドはYocto Projectで行います。

次のように実行するとSDKがビルドされます。

$ bitbake core-image-minimal -c populate_sdk

ビルドには時間がかかりますので気長に待ちましょう。

ビルドが完了するとtmp/deploy/sdkにSDKインストーラーが生成されます。

ファイル名は長いですが次のファイルがインストーラーです。

poky-glibc-x86_64-core-image-minimal-aarch64-ultra96v2-toolchain-3.0.1.sh

SDKのインストール

$ ./poky-glibc-x86_64-core-image-minimal-aarch64-ultra96v2-toolchain-3.0.1.sh
Poky (Yocto Project Reference Distro) SDK installer version 3.0.1
=================================================================
Enter target directory for SDK (default: /opt/poky/3.0.1): /opt/poky/3.0.1_ultra96v2
You are about to install the SDK to "/opt/poky/3.0.1_ultra96v2". Proceed [Y/n]?
Extracting SDK............................................................................................................................................................................................................................done
Setting it up...done
SDK has been successfully set up and is ready to be used.
Each time you wish to use the SDK in a new shell session, you need to source the environment setup script e.g.
 $ . /opt/poky/3.0.1_ultra96v2/environment-setup-aarch64-poky-linux

これでSDKをインストールすることができました。

SDKにはツールチェインも含まれますがこのツールチェインを使うためには次のように環境変数を設定してから使います。

$ source /opt/poky/3.0.1_ultra96v2/environment-setup-aarch64-poky-linux

次回予告

次回は「Platformの作成(続き)」を勉強しましょう。