Let's Vitis(6) - FSBLの別のビルド方法

今回はFSBLをVitisのIDEを使わないでビルドしていきます。

VivadoでImplimentを実行して正常に配置配線が完了するとultra96v2/ultra96v2.runs/impl_1/にhwdefファイルが生成されます。

まずは便宜上、hwdefファイルをコピーします。

$ mkdir fsbl_hwdef
$ cd fsbl_hwdef
$ cp ../ultra96v2/ultra96v2.runs/impl_1/system_wrapper.hwdef ./

Vitisのツールでxsct(Xilinx Software Commandline Tool)を起動します。

$ xsct

そうするとxsctのプロンプトに入ります。

rlwrap: warning: your $TERM is 'xterm' but rlwrap couldn't find it in the terminfo database. Expect some problems.

****** Xilinx Software Commandline Tool (XSCT) v2019.2
  **** SW Build 2700185 on Thu Oct 24 18:45:48 MDT 2019
    ** Copyright 1986-2019 Xilinx, Inc. All Rights Reserved.

xsct%

ここで次のように実行します。

xsct% set hwdsgn [hsi open_hw_design system_wrapper.hwdef] 
xsct% hsi generate_app -hw $hwdsgn -os standalone -proc psu_cortexa53_0 -app zynqmp_fsbl -compile -sw fsbl -dir fsbl
xsct% exit

そうするとFSBLのビルドが始まります。

ビルドが完了するとfsbl/executable.elfが生成されます。

これが前回作成したfsbl.elfです。

前回はわざわざVitisを起動してfsbl.elfを作成したのですがGUIを立ち上げるまでもなくたったの2行のコマンドを打ち込めばfsbl.elfを生成できます。

次回予告

「fsblをデバッグするための設定方法」を勉強しましょう。

write: 2020/01/17/ 00:00:00