今回はFSBLをビルドしてみます。
FSBLを生成するにはVivadoで作成したXSAファイルの中にあるpsu_init_gpl.cが必要です。
2019.1まではVivadoからVivado SDKを呼び出して生成していましたが2019.2からはVivadoからVitisを呼び出して生成します。
まずはVivadoの「Flow Navigator」 → 「PROJECT MANAGER」を選択し、「Tools」→「Launch Vitis」でVitisを起動します。
Vitisが起動したらCreate Application Projectを選択します。
「Project name」はプロジェクト名を入れましょう
Platformは「Create a new platform from hardware(XSA)」タブを選択して、「+」マークをクリックし、XSAファイルを追加してから選択します。
Domainは下図のようにします。
Templateは「Zynq MP FSBL」を選択します。
プロジェクトが生成されると下図のようにVitisが開きます。
「Project」→「Build Project」の順でビルドします。
fsblのDebugの下にfsbl.elfが生成されます。
おそらく、このビルド手順が正攻法だと思います。
次回は「FSBLの別のビルド方法」を勉強しましょう。
writed: 2020/01/15/ 00:00:00