Vitis 2019.2をrootでインストールするとユーザーアカウントでVivadoのGUIが起動しない問題がある。
そのままだとtclモードになってしまう。
最初は面倒だったのでVitisのインストールディレクトリを次のコマンドで自分をオーナーにしちゃったけど、本当の原因はJava関連のパーミッションにあります。
$ sudo chown -R hidemi.hidemi /opt/Xilinx
私がインストールするときは"/opt"にしています。
最近のXilinxのインストーラーはデフォルトで"/tools"になっているのでそこは読み替えてくださいませ。
自分が使うだけならオーナー変えちゃえばいいだけなんだけど、他の人も使うとなったら大変ですよね。
原因はOtherのパーミッションが付いていないことなんだけど、ファイルを一個ずつ確認して実行ファイルと非実行ファイルとかわけるのも面倒なので・・・
Otherのパーミッションが付いてないファイルとディレクトリをGroupのパーミッションと同じに変更する次のコマンドを実行します。
$ cd /opt/Xilinx
$ sudo su
$ find ./|xargs stat -c '%a %n'|awk '{if ( substr($1,3,1) == "0" ) print( substr($1,1,1) substr($1,2,1) substr($1,2,1) " " $2)}'|xargs -t -d'\n' -I{} sh -c 'eval chmod {}'
これでrootでインストールしたVivadoのGUIが起動してきます。
なんで、こんなことしなきゃならないんだ?
ちょぉ〜、マヌケ・・・