国内でも販売開始になったようですね。
次のURLから購入することが可能です。
https://www.avnet.co.jp/kits/avnet/AES-ULTRA96-G.aspx
国内販売では¥29,800(税抜)ですね。
AvnetのWebページでも紹介されていますがUltra96は電源が付いていないので別途、購入が必要です。
また、Ultra96の電源コネクタの形状が内径/外経が違うのでアダプタも一緒に購入が必要です。
電源アダプタと変換ケーブルで¥1,800+¥357ですね。
USのAvnetの場合$249+$38(送料)+¥3,280(関税+DHL手数料)で¥35,500ぐらいでした。
電源アダプタは別途持っていたので追加購入はしていません。
ただ、個人の購入はグースからと案内がありますがまだ、ラインナップには掲載されていないようですね。
さてさて、Ultra96のVivado Board FileですがVivado 2018.2にプリインストールされているUltra96のBoard Fileでは起動することが出来ません。
Board Fileの定義を間違えているようです。
Ultra96を素直に立ち上げるには次の2つの方法を取る必要があります。
次のURLからUltra96用のPetaLinux 2018.2をダウンロードします。
https://www.xilinx.com/member/forms/download/xef.html?filename=xilinx-ultra96-reva-v2018.2-final.bsp
ダウンロード後、tarballを解凍するとhardwareというディレクトリがあるのでこれを使用すれば問題ありません。
ダウンロードしたbspファイルはtarballファイルなので次のように展開します。
$ tar xzvf xilinx-ultra96-reva-v2018.2-final.bsp
次のようにAvnetのgitリポジトリからBoard Fileを入手して、Vivado 2018.2にコピーします。
$ git clone git://github.com/Avnet/bdf
$ sudo cp -R bdf/* /opt/Xilinx/Vivado/2018.2/data/boards/board_files/
Vivado 2018.2に元々、存在するUltra96のBoard Fileはそのまま残しておいても問題ありません。
Vivado 2018.2のUltra96のBoard Fileはv1.0でAvnetはv1.2であり、Vivadoを起動するとバージョンの大きいほうが使用されます。
次のURLから「Tutorial 01 Build a ZU+ MPSoC Hardware Platform」は上記の方法の解説です。
http://www.zedboard.org/support/design/24166/156