yoctoのkernelアップデート

ZedBoardのLinux環境をyoctoで構築しているが、Xilinxのパッチがあたっているgitリポジトリを基にボードに実装されているデバイスのドライバなどを組み込まなければいけない。

特にAnalog DevicesのADV7511を使おうとしたら、Analog Devicesのgitリポジトリから10数個のソースを追加しなければいけない。

そこで、オリジナルレシピを作成するわけなんだが、ここで想定外のことが発生した。

Kernelを2個、落とさなければいけないのだ。

XilinxとAnalog Devicesがそれぞれ持っているKernelのリポジトリだ。

Analog Devicesは本家のリポジトリをミラーして構築しているようだがXilinxは独自にリポジトリを持っているようだ。

ややこしいことに、派生しているKernelに本家のミラーを被せなきゃいけない状態になっている。

これをレシピファイルでどう表現するかというのが、今の悩みの種なんだわ。

ここが突破できたら、Kernel 3.8でHDMIが出るようになる。

XilinxのリポジトリにはKernel3.10も準備されてるので、こちらも動かす事ができるだろう。

ドライバに関しては3.8から3.10への大きな変更点はないと思っている。

レシピが固まれば3.10に挑戦したい。

基本はこのバージョンしか対応できないというような柔軟性のないものは作るつもりはない。

メーカ提供のままっていうのも嫌だしねぇ。